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給水管更生工事
給水管更生工事(きゅうすいかん こうせいこうじ)とは、新築当時の給水管を新しい給水管に取り替える工事です。
およそ築20年以上のマンションの給水管は鉄製が多く、場所や使用頻度によっては錆(サビ)により腐食して漏水の危険が高まっています。
近年の給水管は、サビや電蝕に強い樹脂製の給水管が使用されています。
当社では架橋ポリエチレン管という樹脂パイプを採用しています。
このパイプは、酸やアルカリ、塩素などに高い耐薬性があり、また、耐熱・耐寒性にも優れ、電気絶縁性もあり、化学的に安定した材質なので耐用年数も長いなど、凄いパイプです。
↑架橋ポリエチレン管
– – – –
↑更生工事で取り出した既存の給水管の例。
管内がサビで詰まっています。これでも水が通っていたことに驚きますね。
腐食してパイプ接合部のネジが溶けている事もあり、ちょっとした衝撃で抜けてしまいそうになっている場合もあります。
高い水圧がかかっていますので、万が一外れたり、腐食した部材の隙間から水が漏れれば漏水事故に繋がります。
当社でも築30年前後のマンションで、この鉄管が原因の漏水現場に立ち会った事が何度かあります。
– – – – –
当社では、給水管更生工事として、「ヘッダー工法」を採用してお勧めしております。
ヘッダー工法とは
鉄製の給水管1本を床下に送り、床下で分岐して各部位の水栓につながっています。
↑シャフト内に、ヘッダーと呼ばれる分岐材を取り付けて、床下に配管を送り出します。
写真の場合は給湯管も更生しております。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
風呂、キッチン、トイレ、洗面台、洗濯機、給湯器にそれぞれ単独の専用パイプで配管するので、床下での分岐が無くなります。
また、ヘッダーから各水栓まで、長ーい1本物のパイプで配管するので、延長用の接合部位も発生しません。
これにより床下では接合や分岐が無くなるので安心です。
更生工事をするにあたって、浴室ユニットの取替を同時に行う必要があります。
それはお風呂を一度解体しないと、床下の給水管を交換する事が出来ない為です。
↑既存の浴室です。
↑浴室を解体後。
↑新規ユニットバスの施工中。
床下で新しい給水管を接続します。
TOTOのリモデルバスは、床パネルが2層構造で出来ており、写真は1層目の床パネルで、穴が開いており床下を点検することが出来ます。
もちろんこの点検穴のところに水は行かない様に出来ています。当たり前ですが(笑)
↑ユニットバスの施工後。
有効空間を目一杯で使っています。
施工後でも、この2層目の床パネルは比較的容易に開けることが出来て、万が一の漏水事故等にも対応しやすい為、お勧めしています。
ほかの部位にも新規のパイプを配管していきます。
それぞれ、ヘッダーから水栓器具への接続まで、一本物の単独の管で配管します。基本的に接合部はありません。
そのため、床下の見えない部分での漏水の心配が無くなります。
↑キッチンの給水管。
柔軟性のある樹脂製のため、グニャっと曲げられるので、曲がり部分で接合する等の、漏水の急所となる部分が出来ません。
↑洗濯機の給水管。
といった感じでかいつまんで説明しましたが、給水管更生工事の話でした。
水回りのリフォームをお考えの際には、どうかこの更生工事のこともご検討ください。
18/05/08
18/03/08
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給水管更生工事(きゅうすいかん こうせいこうじ)とは、新築当時の給水管を新しい給水管に取り替える工事です。
およそ築20年以上のマンションの給水管は鉄製が多く、場所や使用頻度によっては錆(サビ)により腐食して漏水の危険が高まっています。
近年の給水管は、サビや電蝕に強い樹脂製の給水管が使用されています。
当社では架橋ポリエチレン管という樹脂パイプを採用しています。
このパイプは、酸やアルカリ、塩素などに高い耐薬性があり、また、耐熱・耐寒性にも優れ、電気絶縁性もあり、化学的に安定した材質なので耐用年数も長いなど、凄いパイプです。
↑架橋ポリエチレン管
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↑更生工事で取り出した既存の給水管の例。
管内がサビで詰まっています。これでも水が通っていたことに驚きますね。
腐食してパイプ接合部のネジが溶けている事もあり、ちょっとした衝撃で抜けてしまいそうになっている場合もあります。
高い水圧がかかっていますので、万が一外れたり、腐食した部材の隙間から水が漏れれば漏水事故に繋がります。
当社でも築30年前後のマンションで、この鉄管が原因の漏水現場に立ち会った事が何度かあります。
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当社では、給水管更生工事として、「ヘッダー工法」を採用してお勧めしております。
ヘッダー工法とは
鉄製の給水管1本を床下に送り、床下で分岐して各部位の水栓につながっています。
↑シャフト内に、ヘッダーと呼ばれる分岐材を取り付けて、床下に配管を送り出します。
写真の場合は給湯管も更生しております。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
風呂、キッチン、トイレ、洗面台、洗濯機、給湯器にそれぞれ単独の専用パイプで配管するので、床下での分岐が無くなります。
また、ヘッダーから各水栓まで、長ーい1本物のパイプで配管するので、延長用の接合部位も発生しません。
これにより床下では接合や分岐が無くなるので安心です。
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更生工事をするにあたって、浴室ユニットの取替を同時に行う必要があります。
それはお風呂を一度解体しないと、床下の給水管を交換する事が出来ない為です。
↑既存の浴室です。
↑浴室を解体後。
↑新規ユニットバスの施工中。
床下で新しい給水管を接続します。
TOTOのリモデルバスは、床パネルが2層構造で出来ており、写真は1層目の床パネルで、穴が開いており床下を点検することが出来ます。
もちろんこの点検穴のところに水は行かない様に出来ています。当たり前ですが(笑)
↑ユニットバスの施工後。
有効空間を目一杯で使っています。
施工後でも、この2層目の床パネルは比較的容易に開けることが出来て、万が一の漏水事故等にも対応しやすい為、お勧めしています。
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ほかの部位にも新規のパイプを配管していきます。
それぞれ、ヘッダーから水栓器具への接続まで、一本物の単独の管で配管します。基本的に接合部はありません。
そのため、床下の見えない部分での漏水の心配が無くなります。
↑キッチンの給水管。
柔軟性のある樹脂製のため、グニャっと曲げられるので、曲がり部分で接合する等の、漏水の急所となる部分が出来ません。
↑洗濯機の給水管。
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といった感じでかいつまんで説明しましたが、給水管更生工事の話でした。
水回りのリフォームをお考えの際には、どうかこの更生工事のこともご検討ください。